東京アカデミー秋田校
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皆様こんにちは、東京アカデミー秋田校の佐藤です。
まだまだ風は冷たいですが、通り沿いにちらほら桜が綻ぶ景色が見え始めましたね。
この寒い春を乗り越えて、またみんなで楽しく花見ができる日が来ることを願うばかりです。
さて、本日は直近の試験を踏まえ、東京アカデミー秋田校独自の見解から、
秋田県の試験傾向解説のダイジェスト版をお伝えいたします!😂✨
以前「傾向分析ガイダンス」に参加してくださった方はご存じの内容ですが、
参加できなかった方も自学の+αにしてみてくださいね😉
①総合教養~教職教養編~
皆様ご存じの通り、秋田県教員採用試験の1次試験は「教養」「専門」「人物」の3部構成で実施されています。
その中でも教養試験は全国で唯一、「教職教養」「時事問題」の2科目編成で問題が構成されており、
対策の有無で得点差が大きく表れる試験となっています。
今回はそんな秋田県試験における「教職教養」試験についてお伝えいたします!👊✨
2019年度夏試験の教職教養試験は、実施時間70分(時事問題含)配点100点の試験となっています。
2018年試験より教養試験の実施時間が90分から70分に短縮された影響で、2018年、2019年ともに
問題数が大きく減少され、2019年夏試験の時点では全20問、1問5点の配点となりました。
2017年試験は全38問の出題となっており、2年間で半分近く問題数が削減されているのです。
問題数が減った分、一問の重みも倍近くに増えています。そんな教職教養試験を攻略する上では、
「いかに確実に正答できる問題を増やすか」が非常に重要といえるのです!
<秋田県教職教養試験の得点率は?>
東京アカデミー秋田校主催の解答速報会分析データで見ていくと、
2015~2017年(試験制度改定前)の教職教養試験の平均点は「45.5」点、
試験制度が変更された2018年教職教養試験の平均点は「65」点、
そして2019年教職教養試験の平均点は「54.6」点と、
試験制度変更の影響で、2018年以降の平均点は高くなっていますが、
全体としては「半分前後」が平均得点となっているのが秋田県教職教養試験です。
関東圏であれば8~9割得点される方も多いことを踏まえると、非常に難易度の高い試験と言えます。
なぜ秋田県教職教養の得点率が低いのか、それは秋田県試験の出題形式に秘密があります。
<秋田県教職教養試験の出題形式は?>
秋田県教職教養試験の最大の特徴は、「複数選択式」の問題が多いということです。
2018年度は28問中12問(43%)、
2019年度は20問中11問(55%)と、
実に全体の半数近くが複数選択式の出題となっています。
・下の空欄( A )( B )( C )に当てはまる正しい語句を、
語群A・B・Cからそれぞれ1つ選びなさい。
☝ これが「複数選択式問題」です! ☝
1ヵ所でも解答を間違えてしまえば得点を逃してしまうため、
より正確性が問われるのが特徴となっています。
そのため、秋田県教職教養試験は他県と比べると平均点が
低く抑えられているのです。
では、以上のような特徴のある秋田県教職教養試験に挑む際には
どのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。
次回コラムでは、引き続き秋田県教職教養試験についてご案内します!
ご期待ください!