東京アカデミー秋田校
ブログ
皆さんこんにちは、東京アカデミー秋田校の佐藤です。
前回に引き続き、秋田県教員採用試験傾向解説コラムの第2弾をお届けします。
まずは秋田県試験の傾向をおさらいしましょう。
①秋田県教職教養は平均得点率が50%前後と、全国的にも難易度が高い
②「複数選択式問題」の出題が多いため、より正確な知識が求められる
教職教養試験を対策するうえで押さえておきたいポイントは、上の2つです。
「難易度が高い」としましたが、では、一問当たりの正答率から試験の難易度を見ていきしょう。
正答率が35%を下回る(高難易度)問題の出題状況というと・・・。
2019年試験 20問中6問(30%)
逆に、正答率が50%以上の問題の出題率はというと・・・。
2019年試験 20問中12問(60%)
つまり、2019年試験を例に挙げると、2人に1人が解答できる問題のみに
的を絞っても、平均点以上の60点が獲得できるのです。
このことから、試験の「1問1問の難易度自体はそれほど高くない」ということが読み取れます。
ただし、先述の「複数選択式問題が全体の半数を占める」こと、1問当たりの配点が高いことから
ケアレスミスや些細な覚え間違いが点数に直結し、平均点の全体的な低下を招いているのです。
あくまで1つの目安ですが、秋田県教職教養試験のボーダーラインとなるのは
「平均点+5~10点」(もちろん時事問題、専門試験、人物試験合わせて合否は判断されますが・・・)
このことを踏まえて教職教養対策を行う上で大切なことは、
「受験生の半数以上が得点できる問題を取りこぼさず確実に得点する」
意識を持つことです!
平均正答率が10%を切るような難しい問題を得点できるかどうかよりも、
多くの受講生が得点している問題をいかに1問でも多く正答できるかが重要となるのです。
次回のコラムでは、そんな教職教養を対策する上でのポイントについてお話します😂✨
ご期待ください!