東京アカデミー長崎校
ブログ
皆さんこんにちは。
教員採用科担当の内田です。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、不安の中毎日をお過ごしかと思いますが、
引き続き体調に気を付けながら頑張っていきましょう…!
1次試験まで3カ月を切り、各自治体実施要項の発表、配布が始まっていますね。
長崎県は5/8(予定)です。
受験自治体のHPをこまめにチェックすることをお勧めします。
教員採用試験を受験するに当たって志願書の提出が必須です。
まずは、実施要項やホームーページで志願書の提出期限・提出方法を必ず確認して、期限内で提出してください。
期限ギリギリに書き始めると、最終確認がおろそかになってしまう恐れがあるので早めに取り掛かりましょう。
志願書には大きく分けて以下の2種類を書く欄があります。
(自治体によっては志願書時点で自己PR欄はありません)
①氏名、現住所、受験校種、職歴等を書く欄
②自己PR欄
①②に共通して言えることは、提出書類ですので、丁寧な字で書きましょう。
①については自治体のHP又は実施要項に記入の注意点や記入例が載っているので、必ず目を通してから書き始めてください。
また、鉛筆等で一度下書きしてから清書することをお勧めします。
さて、自治体によっては
上記の通り志願書提出時に、併せて自己PRの提出を求める自治体があります。
ここで大切なのは、「志願書提出時から面接試験は始まっている」ということです。
この自己PR欄は試験官が受験者を短時間で評価する重要な項目です。
自己PR等が記入してある書類は、試験当日に試験官の手元に置かれることが多いので、面接試験では自己PR書に書かれた内容を質問事項として問われます。
自己PRに書いた内容と矛盾した内容を面接で答えてしまうのはNGです。
提出した書類は必ずコピーを取って「自分が何を書いたか」はわかるようにしておかないといけません。
つまり、「自己PRの内容」は面接試験の回答内容に直接影響します。
このように、志願書は合否を左右する大事な書類ですので、しっかりと準備をして取り組む必要があります。
○自己PRを書く前の準備
自己PRを書く前にしなければならないことがあります。それは「自己分析」です。
自分をアピールするためには、自分がどんな魅力をもった人物かを知っておかなければいけません。
ですので、自己PRを書く前に、しっかりと自己分析を行うことが必要です。
自分にはどんな魅力があるのか、それが発揮された経験はいつ?どういった場面で?等振り返ってみると、自分の魅力やそう思った理由、根拠が自ずとわかってきます。自分を最大限にアピールできるようにするために、まずは時間をかけて自己分析をしてください。
出願時に自己PRの提出が必要な場合、自己分析から始めることを考えると時間は多くありません。早めに自己分析を始めましょう。
文章ができあがった!という人は提出前に友人や家族に一度読んでもらうことをお勧めします。
あなたの魅力を知っている人に見てもらい、自分の良さを十二分にアピールできているかチェックしてもらってください♪
★自己PRの書き方
自分の中で最もアピールできる点を書きましょう。
この書類で知りたいのは、「あなたがどんな人物か」です。
「自分はこんな人物です」、「自分のこんなところが教師に向いています」というように、自分のもつ個性を「教員」という職業でどのように活かすことができるかをアピールしましょう!
さらに、過去の経験などを基にしたものだと説得力が増します(^^)
また、自分を売り込む書類になるので、相手への伝わりやすさを心掛けてください。
結論⇒理由の順で書くと文章に簡潔さが出て伝わりやすくなります。また、文字の丁寧さ、大きさなど、読みやすい字を書くことも意識してください。
さらに、「自分のこんなところが教師に向いています」とアピールするには、「求められる教職員像」を理解しておくことも必要です。
求められる教職員像、求められる資質能力は文部科学省HPや各自治体(教育委員会)のホームページ、パンフレット等に掲載されていますので参考にしてください。
■「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について~学び合い,高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて~(答申)」(平成27年12月21日/文部科学省)
■長崎県の求める教師像
【小学校】心豊かで明るく、子どもとともに遊び、ともに学ぼうとする人
【中学校】情熱にあふれ、生徒とともにあり、わかる授業に努める人
【高等学校】教科に関する専門性が高く、生徒の指導にも熱心に取り組み、明るく社会性に富む人
【特別支援学校】子どもに対する純粋な愛情を持ち、ともに学び、ともに成長することを喜びとする人
【養護教諭】子どもに対して深い愛情をそそぎ、健やかな成長を支えることに喜びを感じる人
自己PRの考え方は、
○売り・強みは何なのか?
○その根拠は?
○その強みは、求められる教職員像と一致できるのか?
上記の視点を持ちながら、記入してみてください!
志願書提出時点で自己PRの提出がある自治体もあれば、2次試験前に提出する自治体もあります。
自己PR書類の提出がまだ先の自治体の方も、
面接対策のために今のうちから自己分析をしておいてくださいね♪
いよいよ出願が始まり、いろいろと焦ることも多いと思いますが、
まずは一つ一つ着実にクリアしてください。
日々頑張っている皆さんを応援しています!
(フリーコール)0120-220-731
(長崎校直通)095-818-5033