東京アカデミー福岡校
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みなさんこんにちは!
多くの地域で、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ気を緩めずに自己管理をしていきましょう。
本日は、前々回に引き続き、教員採用候補者選考試験の志願書についての内容です。
人物試験は出願書類を提出するときからすでに始まっています。志願書、自己PR などの書類は、試験当日に試験官の手元へ置かれます。短時間で多くの受験者を評価しなければならない試験官にとって、これらの書類は大きな参考材料となると同時に、受験者にとっても合否を左右する要因となることを心得ておきましょう。
出願書類を試験官に訴える内容に仕上げるためには、まずは自己分析が必要です。過去から現在、そして教員としての将来に至るまで、しっかりと自分を見つめ直して魅力あふれる自分を探し出すことが先です。方法としては、自分の特徴をキーワードの形で可能な限り挙げてそれらを組み合わせて文章を書いていきましょう。また親しい人(親や友人、大学の先生など)にそれを読んでもらうとさらに良いでしょう。自分が考えている自分と、他人が見ている自分との違いが明らかになるはずです。
出願書類は、試験官の問いかけを自分の長所や得意分野に引き込むチャンスでもあります。試験官に対し、自分が本当に聞いてもらいたいことや自信を持ってアピールしたいことをよく考えて書きましょう。また、虚偽や誇張した内容を書いてもすぐに見破られてしまいますので気を付けましょう。試験では出願書類の記入事項について、さらに発展させて質問されるケースが多いです。書類に記入したことを型通りに回答したのでは、書類が魅力あるものに仕上がっていても、評価は半減してしまいます。記入内容を検討する際は、同時に面接を想定し、どのような質問にも対応できるよう、事前に質疑応答をシミュレーションしておきましょう。
記入欄にゆとりがある場合は、自分の性格や特技や経験、それらを通じて得たことや教員になったときにそれらをどう生かしていくかを盛り込んでください。また、志望自治体の目指す教育にそれらをどのように生かすことができるかをアピールして自分を売り込みましょう。
短時間に多くの書類を読まなければならない試験官の立場を考えて、読みやすい分量・文字の大きさ・行間になるよう注意しましょう。極端に少ない、または小さい文字でぎっしり書くことは避けましょう。丁寧かつ記入欄の大きさに合わせ、適量での記入を心掛けましょう。
自分の性格や短所を記入する欄では、相手にネガティブな印象を与える言葉は極力避け、自分の良い面を前面に出すような表現を考えましょう。
誤字・脱字は厳禁です。それ以外にも、事実関係に誤りがあると「軽率」「知識不足」として、評価が大幅に下がってしまう可能性があります。
面接時に書類の内容と矛盾した回答をしないためにも、出願書類は必ずコピーを取っておきましょう。試験会場で書類を書かなければならない場合は、提出前に要点をメモしておきましょう。
5月30日から直前講座を行います。(オンライン講義)
1日からお申込み可能です。
※WEB申込のみです。
5月30日(土)13:30~18:20 教育原理(学習指導要領ほか)
6月6日(土)13:30~18:20 教育原理(人権教育ほか)
6月13日(土)13:30~18:20 教育法規
6月20日(土)14:00~18:00 福岡県の集団討論(小・中学校)
6月20日(土)14:00~18:00 福岡県の集団討論(高校)
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