東京アカデミー青森校
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こんにちは。東京アカデミーの佐井です。
今回は、青森県2次試験情報の最終回『論文試験』についてお知らせします。
青森県の論文試験は601字から800字以内・50分・縦書きの形式で、全校種共通テーマで出題されます。
テーマの傾向は、教育の目的や今後望まれる教育の在り方、教育課題についてなどの「教育論」が問われます(たまに教師論からの出題もありますが・・・)。
論文試験には、「テーマの把握」「論文の構成・文章力」「教育的資質・適性」「狂言力・国語力」が求められます。
筆記試験だけでは判断できない受験者の人間性を映し出すものであるため、日頃から教育問題や時事的な話題に関心を持ち、教師を目指す心構えを整えておきましょう。
2次試験で実施されますが、1次試験合格後からの対策では遅いですので、時間を見つけて「書く練習」を積み重ね、論理的で一貫性のある文章を書けるようにでょりょくしていきましょう。
近年の青森県の論文出題テーマをお知らせいたしますので、参考にしてください。
2020年度
教員として大切な資質の一つに、「人間力」があげられます。教員として、自身の「人間力」の向上にどのように取り組むか、目指す教員像に触れながら具体的に延べなさい。
2019年度
現代のグローバル社会においては、郷土に対する愛着と誇りを涵養する教育の促進が求められています。このことに教員としてどのように取り組むか、その背景にも触れながら、具体的に述べなさい。
2018年度
学校は子供たちにとって安全・安心な場所であることが求められます。このことに、脅威としてどのように取り組むか、子どもたちへの指導にも触れながら、具体的に述べなさい。
2017年度
児童生徒のコミュニケーション能力の育成が求められています。子どもたちのコミュニケーション能力が不足していることによる学校生活を送る上での課題について触れ、このことにどのように取り組むか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
2016年度
児童生徒の自律心の育成に向け、教員としてどのようにかかわるか、あなたの考えを具体的に述べなさい。