東京アカデミー神戸校
ブログ
今年度の4月および5月に実施予定の公務員試験の多くで延期措置がとられており、受験生の皆さんは不安の中毎日をお過ごしかと思いますが、この延期措置を「勉強できる期間が延びる」という風に前向きにとらえて、引き続き体調管理に気を付けながら頑張っていきましょう!
さて、今回は、一次試験で自分の力を最大限に発揮するための試験前日と当日の心構えやポイントをご紹介します。
①試験前日に試験会場、集合時間、持ち物など確認しよう!
一次試験当日にバタバタしないように、前日に試験会場、集合時間はもちろん、試験会場までのルート、交通手段、そして、持ち物【筆記用具、受験票、腕時計(時計の設置のない会場もあります)、当日着る服、場合によっては昼食、上履き など】は、しっかり確認して準備しましょう!
なお、試験会場が初めて行く場所であれば、会場の下見も兼ねて、自宅からどのくらい時間がかかるのか、また、会場近くにコンビニがあるのか等、早い時期に前もって確認しておけばより安心です。
また、試験前日は食事や飲酒等にも気を付け(普段食べ慣れないものは食べない、など)、緊張であまり眠れないかもしれませんが、早めに起床できるよう就寝時間にも気を付け、ベストコンディションで本番に臨めるようにしましょう。
②試験会場へは、時間に余裕を持って行こう!
悪天候などで、公共の交通機関の停止や遅延が起きる可能性もあります。当日の天候や各公共交通機関の運行状況もしっかり確認し、必ず時間に余裕を持って試験会場には行きましょう!また、例えば大学等、試験会場に建物が複数ある場合、掲示されている案内図等を確認して会場を間違えないようにしましょう。
③寒さ、暑さ対策も万全に!
公務員試験の多くは暑い時期に実施されますが、試験会場によっては、冷房が効きすぎて寒く感じる場合や、逆に冷房が効かずに暑く感じることがあるかもしれません。どちらにも対応できるようにシャツやカーディガンなど羽織るものがあった方が調整しやすく、より試験に集中できるはずです。
④水分補給、糖分補給も!
専門まで課される試験など、夕方までの長丁場の実施になります。暑い時期でもありますし、水分補給できるよう飲み物は準備しましょう。また、昼食時間があるような試験の場合、昼食やチョコレート等を用意して、しっかり糖分補給を図りましょう!尚、試験会場周辺にコンビニがあったとしても、購入する人が多く、売り切れで昼食等購入できない可能性もありますので、昼食が必要な試験の場合は、持参したほうが安心かもしれません。
⑤マーク・記入ミスが絶対に無いように!
まずは受験上の注意事項をよく読み、試験官の話をよく聞くことが大切です。そして問題番号とマークのずれ、名前や受験番号の記入漏れなど、解答用紙のマーク・記入ミスには十分注意しましょう!
⑥最後まで諦めない!解く時間が無くなったとしても、すべてにマークしよう!
教養試験は時間との戦いです。解けない問題に時間をかけすぎないようにし、得意な科目を解く時間がなかった・・・、ということが無いように注意しましょう。もし、数問解く時間が無かったというような場合も、マークさえすれば正解の可能性もありますので、解答用紙には絶対にマークをしましょう!また、ケアレスミスにも十分注意しましょう。
また、特に専門まで課されるような試験で、教養試験が終わった後の昼食時間に、友達同士で教養試験の答え合わせなどをする人もいますが、そんなことをする必要は全くありません!昼食をとりながら気持ちを切り替え、次の専門試験に向けて気持ちを落ち着かせましょう。
国家公務員試験や一部の地方公務員試験は問題の持ち帰りができます。正答番号がHPに掲載される試験もありますので、自分が選んだ選択肢は、問題冊子にもチェックするなどして自己採点ができるようにしておきましょう。自己採点の結果次第では、二次試験をさらに意識した対策をとっていく必要がありますし、よりスムーズな対策につながるはずです。
まだ「夜型」生活の方は、「朝型」の生活に切り替えていくなど、当日に万全な状態で力を発揮するために上記も含めた「勉強」以外のことにもしっかりと意識を向けることが大切です!