2020年夏実施試験の内容を変更した自治体について（その２・関東エリア）

こんにちは。教員採用試験の予備校＝東京アカデミーの佐野です。

さて、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言も解除される中、今年度の教員採用試験実施が迫ってまいりました。
さまざまな資格試験や国家試験が延期または中止されていますが、教員採用試験においても試験内容や実施形態を変更して行う自治体が出てきております。
今回は試験内容を変更した主な関東エリア自治体の、変更された主な試験概要についてまとめます（2020年5月31日現在）。
※試験内容の詳細は必ず該当自治体の案内をご確認ください（下記の自治体名をクリックすると試験案内ページにジャンプします）。

◆千葉県・千葉市
第1次選考の集団面接が中止、第2次選考では模擬授業２が中止、状況に応じて実技の一部を変更

◆神奈川県
前回のブログでもご紹介しましたが、第１次試験の論文は実施せず教養試験と専門試験のみとなり、会場規模を大幅に増やすこと、そして第２次試験の内容も模擬授業と実技試験は中止、個人面接のみとする

◆横浜市
第１次試験の論文（第２次試験における評価）の中止、第２次試験では集団面接と実技試験の中止、模擬授業は受験者7～8名での実施　→　受験者1名での実施へ変更

◆相模原市
第１次試験の課題作文（第２次試験における評価）の中止、第２次試験では個人面接Ⅰ・Ⅱの2回実施を1回に集約実施

そして、東京都は試験内容の変更などの発表はありませんが、「学校保健安全法での出席の停止が定められている感染症に罹患し治癒していない方は、他の受験者への感染の恐れがあるため、受験を控えて頂きますようお願いします」「これを理由とした欠席者向けの再試験の実施は予定しておりません」との案内が出ております。感染症にかかった場合、外出禁止の期間は相当であるため、万が一試験前に罹患してしまうと、教員採用試験を受けられず、これまで試験のために費やしてきた努力を発揮することが出来なくなってしまいます。
この東京都の措置は他自治体も同様とする可能性がありますので、受講生の皆さんをはじめ教員採用試験を受験される方は、勉強と共に、感染症にかからないことを第一に意識して生活することを心掛け、感染リスクを考え不要な外出を控える等、継続した対策を行っていきましょう。

本試験まであと少しです。
東京アカデミーでは現在、「一次試験直前まるわかり講座」をご案内しております。本試験直前期の最終チェックや苦手分野の確認をすることができます。
詳しくは東京アカデミーWEBサイト（⇒コチラ）をご覧ください。

なお、東京アカデミー関東各校舎では、現在オンライン講義（講義生中継）にて実施しております。予めご了承ください。

東京アカデミーは、教員を目指して頑張る貴方を応援します！