東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。東京アカデミー公務員担当です。
高卒程度公務員試験は、続々と延期になった大学卒業程度の採用試験と違い、今のところは予定通り秋に実施されるでしょう。
大学入試よりも科目が多い公務員試験。これから勉強を始める方も、既に始めた方も、どんなふうに準備をすれば良いか焦っておられるかもしれませんね。
そこで、今回は教養試験の学習プランを改めて確認したいと思います。
1)判断推理・数的推理に時間をかけよう
教養試験で効率的に合格ライン(60%以上の正答率)を超えるためには、出題の50~60%を占める一般知能分野(文章理解・判断推理・空間把握・数的推理・資料解釈)、その中でも特に出題数が多く、パターン化された問題も多い判断推理・数的推理で出来るだけ点数を稼ぐことが重要です。公務員試験の筆記対策にかける学習時間の3分の2は、この2科目に費やしましょう。
正直に言って、この2科目と空間把握・資料解釈については、どんなテキストや問題集(東京アカデミーのものも含めて)よりも、公務員試験専門の講師の講義を受けた方が理解は早いです。嘘だ!と思う方は、ぜひ東京アカデミーで体験受講してください。現在はZoomによるオンライン講義ですが、ご希望があればオンラインでも体験受講可能です。
なお、数的推理に関しては、中学入試の算数のテキスト・問題集が自習用には有効です。
2)一般知識は、政治・経済から
教養試験で半分以下しか出題されない一般知識分野(社会科学・人文科学・自然科学)ですが、その中で比較的出題数が多く、出題傾向もハッキリしているのが社会科学の政治・経済です。
例えば、政治では、日本国憲法の基本的人権、国会・内閣・裁判所の三権分立の仕組み、選挙制度など、
経済では、需要と供給・市場、景気変動・経済循環と金融政策・財政など・・・ですね。
3)一般知能:文章理解は1日1題、一般知識:人文科学→自然科学
文章理解(現代文・英文)は、文章読解の基礎とポイントを押さえたら、現代文を中心に毎日1~2題解いて大意・要旨把握に慣れましょう。英文法は本格的に学習すると時間がかかりますので、わかる範囲だけで大意を推理する訓練をして、後で単語・熟語をチェックし、解答解説で重要な表現だけ確認しましょう。
人文科学では、日本史は江戸・明治・大正・昭和、世界史はヨーロッパ史、地理は世界各地域・各国の地誌(自然・地形・気候・人口・交通・産業・歴史・文化・宗教・民族など)が頻出、
自然科学(数学・理科)は、東京消防庁3類など一部の例外を除き、1科目あたりの出題数が0~2題と少ないため、出題傾向の偏りもあまりありません。広く浅く、自分の理解できるところ、暗記だけで解ける知識問題だけの学習でもOKです。
4)割り切る勇気、捨てる勇気
全科目・全単元を完璧に仕上げることはできませんし、その必要も全くありません。先にも述べたように、最低60%(50題回答なら30題)の正解が目標ですから、40%(50題回答なら20題)はできなくても良いのです。
しがたって、上記の1)~3)の優先順位を参考に、どの科目、どの単元に時間をかけるか、学習量にメリハリを付けて、手が回らないトコロは時には捨てることも必要です。
これは制限時間内に本試験を解くときも同じ。「知っている」「知らない」「解ける」「解けない」の自己判断が容易な一般知識から、自分の得意な科目・単元・問題から、解きましょう。几帳面に最初の問題から順番に解く必要などありません。模試などで、自分の得点力が最大化される時間配分(回答順)を身に付けてください。
東京アカデミーでは、通学講座6月生を募集中です。
通学講座の講義は、
① 過去の出題傾向を徹底分析して作成されたテキスト・問題集で
② 出題傾向を知り尽くした講師陣が
③ 頻出度に応じて、メリハリのある時間配分で
行ないますので、独学よりもはるかに効率的に受験対策ができます。
大学は、選ばなければ全員が入学できる時代ですが、公務員試験はそうはいきません。新型コロナウイルスの影響でアルバイトができなくなったり、保護者の方の仕送りが困難になったり、経済的事情から大学を辞めることを考えざるを得ない大学生がたくさんいらっしゃいます。例年、入学したばかりの大学を辞めて、公務員を目指す方がいますが、今年はそんな方が増えるかもしれません。
また、経済的に無理をして進学せずに、高校を出たら就職しようと考える方も増えるかもしれませんが、やはり新型コロナの影響で厳しい状況にある民間企業も多く、公務員の安定性に注目が集まるでしょう。
まずは公務員になってから、働きながら大学の通信制や夜間主コースで学ぶ方法もあります。働きながら大学に通うなら、公務員の方が民間よりもそういう学びに理解があります。
もちろん、大学に進んでから公務員を目指しても良いのですが、教養試験の難易度は上がり、法律学・経済学などから成る専門試験が課されることになり、受験勉強の負担はアップします。
さあ、高卒程度公務員を目指すなら、東京アカデミーへ!詳細は、以下のリンクからどうぞ!
東京アカデミー津田沼校 公務員試験対策講座(高卒程度)