東京アカデミー神戸校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー神戸校公務員担当です👧
神戸校通学生は現在、一次試験対策と人物試験対策を並行して受講し、忙しい日々を過ごしています。
そしてみなさんも、今はどんどんと各自治体の採用募集案内が公示され、受験先を決め、志望動機などを考えていることと思います。
さて、その出願書類は順調に書けていますか?
まだ出願が始まっていない方であっても、遅かれ早かれ出願書類を書く機会がやってきます。
みなさんの魅力を十分にアピールできる出願書類を完成させましょうね。
設問への回答として筋が通っていますか?
それぞれの官庁・自治体で配られる出願書類のフォーマットにもよりますが、多くのもので「志望動機は何ですか?」などの質問が課されます。
まず原則として、それら質問への回答として「 結論 → 経緯(ストーリー) → 結論 」という文章の流れで記入するよう心掛けましょう。
(経緯によって結論からスタートが難しい場合もありますが・・・)
その流れの中で
・結論は質問の答えとして本当に適切か?
・最初に挙げた結論と経緯が繋がっているか?
・最後の結論が経緯を通してブレていないか?
といった点に気を付けてみてください。
書き進められている方は、現状自分の回答が上記をクリアしているか、自身でチェックしてみることをおススメします。
そしてこれから書き始める方は、まずこちらを意識して回答づくりを始めてみると良いかと思います。
結論、経緯はオリジナリティがあるか?
回答づくりにおける文章の流れを踏まえて、一度自分で書類を書いてみると
「形にはなっているけど、なんとなく面白みを感じない……」
「どんな内容が印象に残るのか分からない……」
といった漠然とした不安が生まれることもあると思います。
そんな時には書類にオリジナリティーがあるか?という視点で文章を読んでみてください。
例えば、〇〇市役所の志望動機を書くというときに「地元が〇〇だからです」という結論を挙げるとします。
無論間違ってはいませんが、市役所などの自治体(特に地方)の試験を受験する方は、その市の出身者であることも多いと思います。
沢山の出願書類を見る人事の方々は「あ、この人も出身者か」としか感じないのではないでしょうか。
続く文章に特徴的な経緯があったとしても、入り口がありきたりすぎては、そこから興味を引くことは難しくなります。
同じ出身地の理由でも「〇〇で毎年行われる〇〇祭が大好きだからです」という、一見「志望動機としてどうなの?」と思ってしまうような結論を挙げてみます。
もちろん「好きです!」と愚直にアピールするだけでは成り立ちませんから、「どんな催し(魅力)がある」「(行政面で)どんな影響を与える」「自分はどんな仕事に携わりたい」といった「市」と「自分」に対する客観的な分析を経緯に取り入れることで、最終的な結論に説得力・熱意を持たせる工夫を凝らします。
すると、初めに挙げる結論で「おや?」と自分に興味を持ってもらい、経緯で説得力・熱意を確保することで、最終的に自分のキャラクターが表れた個性的な志望動機を作ることができると思います。
同じ形で「自己PR、自身の強み弱み……etc」といった汎用的な質問に対しても、オリジナリティのある回答か?という点は重要視して書いてみてください。
きっとあなたのキャラクターが表れた出願書類を書くことができますよ!