東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは
福岡県・福岡市教員採用試験まであと約1か月となりました。
本日のテーマは、ラスト1ヵ月の有効な学習方法です。ポイントをいくつかご紹介いたしますので、ご参考にされてください。
まずは、受験自治体の過去問題を再度確認しましょう。やるべきことがずれていないかのチェックです。そして受験自治体の過去問題を解いて慣れておきましょう。本番を想定し、時間配分も意識してください。注意点としては、昨年と全く同じ出題はされにくい為、傾向や範囲を参考に学習してください。
また、この時期は、新しい参考書や問題集には手を広げないことをおすすめします。今まで勉強してきたことの総復習を行い、知識が抜けているところの再確認をしましょう。不得意な分野がある場合は、集中的に問題を解いて、試験前に自信をつけておきたいですね。
時間が限られていますので、優先度の高いものを再度確認し、確実に自分のものにしましょう。優先度の高いものとは「毎年出題されており、今年もまた出題される可能性が高いところ」です。また、「改定された教育制度や法規、新しい通知文書等」は、要チェックです。筆記試験対策だけではなく人物試験対策にもプラスになります。個人面接試験において、改定された制度や通知文書等を交え回答することによって、回答内容に厚みが出てきます。他の受験者との差も出てくるでしょう。
教職教養のウエイトが高いのが特徴です。一般教養では、四字熟語、ことわざ、数学、政治経済、理科、英語、教育時事が出題。例年、環境白書からの出題が1問、2018年から消費者教育関連問題が1問出題されています(2018年特定商取引法、2019年消費者契約法)。教職教養では、教育原理(教育時事含む)が7割程度と多く出題されます。教育心理は1問、教育史の出題はこの2年間ありません。頻出問題は、学習指導要領(6問)、人権教育(2問)。教育時事では、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について」(答申)H31.1.25・・の教育時事が昨年は出題されましたが、引き続き出題される可能性はあります。また、いじめ,人権教育,学校安全に関する分野も同様です。「いじめ防止等のための基本的な方針」,「第2次学校安全の推進に関する計画」,「人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]」は要チェックです。
例えば、「生徒指導提要」は筆記試験でも出題が見られますが、面接試験でも、具体的な指導法、対応力を問う質問があります。学校・教職員向けの生徒指導の基本書である「生徒指導提要」に基づいた正確な知識が必要となります。面接試験などの人物試験まで意識して勉強することで、表面的な暗記ではなく、深い理解につながります。深く理解できたことは、面接試験においても説得力のある回答ができると思います。
1次試験の直前では、人物試験の対策を後回しにしがちです。特に「論述、論文」は、対策をしていない時期があるとすぐに力が落ちてしまいます。せっかくこれまで積み重ねてきた力を落とさないために少しの時間でもいいので取り組むようにしてくださいね。
また提出書類に記入した志望動機や自己PRに対して、どのような人物に見られるのか、どのような質問が出そうなのか、この時期にイメージを深めておくことをおすすめします。
学習方法とは違いますが、最も気をつけたいことは体調管理です。本番に実力がしっかりと発揮できるように健康を維持することです。特に生活リズムが夜型になっている方は、朝型にしましょう。このような時期で大変ですが、この1か月の学習を頑張ってください。そして新型コロナウイルス感染防止の3つの基本を守りながら、教員採用試験にも新型コロナウイルスにも打ち勝ちましょう!
福岡県人物試験対策(面接・模擬授業)を新規に実施します。
直前講座受付中(オンライン講義で行います)
※WEB申込のみです。
※当初予定の集団討論対策は、面接・模擬授業対策に変更になりました。
6月13日(土)13:30~18:20 教育法規
※6月20日(土)14:00~18:00 福岡県の面接・模擬授業(小・中学校受験対象)
※6月27日(土)14:00~18:00 福岡県の面接・模擬授業(高校受験対象)
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