東京アカデミー秋田校
ブログ
皆さんこんにちは、東京アカデミー秋田校の佐藤です。
今回のコラムでは、1次試験・2次試験どちらでも非常に重要視される、
「人物試験」について説明いたします。
秋田県試験では、1次試験で集団討論・集団面接試験が、
2次試験では個別面接、模擬授業(含討論)、論文が実施されます。
人物試験の重要度は高く、五段階評価の一段階差を点数換算すると、
20点以上の得点に匹敵するのです。(過去受講生成績分析より)
1次試験突破を目指すための一つの基準は「B評価」!
もちろん、他の試験成績も踏まえて判断されるため、
筆記試験で高得点を獲得した方の場合はC評価でも合格するケースが多くなってきています。
しかし、1次試験のみならず2次試験を突破し「最終合格」を掴むためには、
B評価以上の獲得を目指して対策していく必要があるのです。
筆記試験の20点と同じように、人物試験の評価を一段階上げることは非常に困難です。
大切なのは、早い時期から自己分析を重ね、
「客観的に見た自分」をどのように磨きアピールに繋げるかということです。
【人物試験の対策方法】
① 出題テーマ・質問内容の把握
過去に出題されているテーマから、自治体が受験生のどのような点に注目しているか、
自治体の求める人物像についてを知ることができます。過去に触れられた話題・テーマは
繰り返し出題される可能性も高いため、自分であればどう答えるかを押さえておく必要があります。
② 基礎マナーの確認、回答の「理由・根拠」の準備
評価基準や①を踏まえて、どういった振る舞いが求められるか、また回答は相手に納得させるだけの
「理由・根拠」が伴っているかが評価を大きく分けます。
③ 実践練習
①②を知識として押さえ、また回答を用意しても、実際の面接の場で発言できなければ意味がありません。
また、自分にはない他の受講生の考え方に触れたり、集団の中で自分の活かせる能力を自覚したりと、
実際の練習でなければ得られない発見が数多くあります。
上記①~③を見ると分かりますが、人物試験は「一人で対策する」ことが非常に難しい試験でもあります。
どれだけ頭の中でイメージトレーニングを行っても、1回の実践練習でこれまでの準備すべてを
ひっくり返されてしまう・・・ということも珍しくはありません。
重要な科目だからこそ、ぶっつけ本番で挑むのではなく、様々な立場の受験者同士で交流し
実際の人物試験のイメージを掴んでおきましょう。
自分一人で対策ができるか不安だという方は、今こそアカデミーの講習を探してみてくださいね。