東京アカデミー鹿児島校
ブログ
こんにちは!鹿児島校チューターのNです。
令和元年度鹿児島県上級(行政)試験について、自分の経験を書きたいと思います。
鹿児島県庁は近年合格倍率が下がり続けており、令和元年度の上級行政区分は4.3倍でした。10倍などを勝手に想像していたため、この数字には驚きましたが、今は合格のチャンスの時期なのかもしれないです。
それでは一次試験からみていきます。
一次試験は、6月23日(日)下旬に行われ、午前中に教養科目、午後に専門科目の試験がありました。鹿児島県は、他の自治体と違う点が少し多かったです。
1つ目は、解答方法です。
アカデミーで受ける模試のようなマーク式ではなく、数字を記入していく方法でした。違和感はありますが、焦らないようにすれば問題ないと受けていて感じました。
2つ目は、面接カード(エントリーシート)の提出期限です。
他の自治体は一次試験の合格発表後に郵送したり、面接当日に持参か記入をしたりしますが、鹿児島県は一次試験当日に提出します。人にもよりますが、6月中旬は試験が多いため、計画的に考えて添削してもらうと、よりよい面接カードが作れると思います。自分は、あまり鹿児島県の取り組みなどを調べず、鹿児島市がやるような仕事をやりたいことに書いてしまっていたので、ホームページをよく見たり、国と県、市の違いを明確にしておいたりするのはオススメです。記入欄も他の自治体より多いので大変ですが、このときに頑張れば様々な記入欄の書き方を知ることができるため、他の自治体も少し楽に書けるようになると思います。
筆記試験の内容は、教養は模試とあまり変わりませんでしたが、専門は経済を中心に模試とは違う感じがしました。経済は、難しい計算問題というよりも、忘れがちな基礎の文章問題が多かったです。法律は、当たり前かもしれませんが地方自治に関する問題が多かったです。
2次試験は、7月中旬に論文試験と適性検査、7月下旬に面接試験がありました。論文試験までにやっておいた方が良いと思うことは、とにかくホームページを読み込むことです。個人の意見ですが、国の試験と違って抽象的な事を書くよりも、具体的な事を書いた方が点数に繋がるのではないかと思いました。自分は論文が苦手でしたが、鹿児島県庁の細かい情報を書いたからかいつもより成績が良かったです。適性検査はのんびりせずにちゃんと取り組めば問題ないと思いました。
面接試験は、同じ日のうちに30分の面接を2回します。試験官は3人いて、2回目は別の3人とやります。自分が感じたのは、2人が普通の面接をして、3人目が深堀りをしたり変わった質問をしたりする担当制ということです。戸惑った質問としては、なぜ特別枠を受けなかったのか?なぜ中級ではなく上級にしたのか?などがありました。思いのほか県庁のことではなく大学のことをよく聞かれたので少し焦りましたが、それ以外はよくある質問しかなかったと思います。ただ、併願のことでかなり聞かれたりした友人もいたため、人によってかなり違うと後から思いました。
8月中旬に最終合格発表があり、鹿児島県上級試験は終わりました。
以上が、自分が経験した試験の流れです。
令和2年度は若干異なるのかもしれませんが、周りに流されず自分にとってベストな対策で、合格を勝ち取れるよう頑張ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。