東京アカデミー東京校
ブログ
皆さんこんにちは。
東京アカデミー東京校チューターの後藤です。
ブログの更新が止まってしまっていて申し訳ありませんでした。
皆さんにもご協力いただいたとおり、東アカでは、数カ月生講義からzoomを使用したオンライン講義に形態を変更して参りましたが、それと同時に早いもので今年度の教員採用試験第一次選考まで残り20日間を切るという所まできました。
この数か月間の皆さんの心労や、試験に対するモチベーションが上がらないとの声もお聞きしました。やはり、講義室や自習室で勉強するのと自宅で励むのでは集中力や進行具合も変わってきていたと思います。ですが、その条件は試験を受ける人全員が同じであったことは、皆さんも気に留めて励まれていたのではないでしょうか。
そんな例年とは異なる状況で、勉強期間が残るところ20日間を切る時点まで来ましたが、皆さんの今の感覚としてはいかがでしょうか。もうやる事がない、と感じられている方や、自粛期間中少し休んでしまったため今現在焦ってやっているよ、という方もいらっしゃるかもしれません。
私の話を少しさせていただきますと、私は二年前のこの時期は、相当焦っていました。教育実習及びそれによる燃えつき症候群により、勉強が手に付かない期間があり、試験本番が近づくにつれてやがて勉強不足であると気が付き、焦りながら勉強をしていました。その内容はというと、教職教養に関しては、問題を解くのではなく、セサミの一層の読み込みと教育時事特色の再確認、学習指導要領の読み込みを日々行っていました。専門教養は毎年試験で問われる項目(社会科歴史分野では、史資料が必出です)をひと思いにやり尽くしたり、自分で不足していると自覚している所をもう一度学び直したりしました(私は世界史が苦手でしたので世界史に力を入れました)。論作文に関しては講義や自ら練習した答案用紙を見て確認していました。こう書き連ねていると、私が受験してからもう二年経つのかと感慨深いのですが、皆さんにとってはここが正念場であると思います。
この20日間を有効活用すれば、一次通過に大きく結びつくと思います。しかし、予備校に通っていない方々はこの時期に詰め込み作業に入っていますので、彼らもまた飛躍的に点数を向上させて来るでしょう。それに対して、受講生さん方は、これまでの蓄積がある一方、ここで手を緩めてしまうと自らそのアドバンテージを放棄してしまうことにもつながりかねませんので、是非まずは一次試験の7月12日まで走り抜けてください。自らやらなければならないことを抽出して、残り少ない期間でやれることをやり切りましょう。応援しています。