東京アカデミー静岡校
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大問1は一般教養分野ですね。
(1)太宰治=イ
◆富嶽百景は、高校の現代文にはよく採択されています。非常によく病んでいる(笑)太宰治の
小説としては、健やかで、1本の月見草が富士山と張りあえる存在感を持っている事に感動する姿
が描かれていますね。
※富士とあるので、ご当地問題と思う人もいるかもしれませんが、これは山梨県が舞台です。
一般教養の問題の中に、他にご当地問題(?)と思われるものがあるのですが、どれだか分かりますか?
答えは後日更新しますね。
大問2以下が教職教養分野でした。例年通りですね。
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(16)人間性=オ
(17)特質=ウ
(18)情報=ク
(19)過程=エ
◆おそらく誰もが出題を予想した、学習指導要領総則から「主体的・対話的で深い学び」についてです。学習指導要領を覚えていなくても、文脈からある程度は予想できますね!
◆「小学校学習指導要領(平成29年3月告示)」より抜粋◆
特に,各教科等において身に付けた知識及び技能を活用したり,思考力,
判断力,表現力等や学びに向かう力,人間性等を発揮させたりして,学習の
対象となる物事を捉え思考することにより,各教科等の特質に応じた物事を
捉える視点や考え方(以下「見方・考え方」という。)が鍛えられていくこ
とに留意し,児童が各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら,
知識を相互に関連付けてより深く理解したり,情報を精査して考えを形成し
たり,問題を見いだして解決策を考えたり,思いや考えを基に創造したりす
ることに向かう過程を重視した学習の充実を図ること。
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(20)ルソー=ケ ◆キーワードは「子どもの発見者」と「エミール」。
(21)消極=カ ◆善(や徳)を教えない教育のことですからね。
(22)社会契約論=エ ◆ルソーといえば、世の中的には「社会契約論」の方が有名かも。
(23)ペスタロッチ=ウ ◆隠者の夕暮れと言えばペスタロッチ、そのまんまです。
(24)玉座=イ ◆この部分を知らなくても、「立派でも貧しくても同じ人間」の比喩だと分かれば解けますね。
◆今年もお約束で1問は教育史でした。それにしてもルソーとペスタロッチという、ド定番からの出題とは、
やはり基礎基本は大切にしなければという感じでしたね。
他の問題については、頑張って5日に更新できればと思います。
みなさんも、明日の面接試験、頑張って一番いい自分を見せてきてください!
【 9月3日追記 】
以下のページで2020年静岡県・静岡市・浜松市 教員採用試験 課題作文についての傾向分析ブログをアップしました。ぜひともご覧ください。
静岡県・静岡市・浜松市 教員採用試験課題作文 傾向分析