東京アカデミー東京校
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皆さんこんにちは。東京アカデミー東京校チューターの後藤です。
先日、関東圏の教員採用試験の一次試験が行われました。
皆さんも今は一息ついていることかなと思います。
まずはこれまでの数カ月間、お疲れ様でした。
これまで受講生の皆さんはとても努力されてきたと思います。
講義への出席はもちろん、それ以外にも自習室へ通いつめたり、自主勉強会を開いたりするなど皆さんの努力を常々見かけてきました。
それと同時に、感染症により勉強習慣に乱れてしまった、なかなか集中できない等という相談も受けましたが、
皆さんはその厳しい時期も乗り越え、試験に挑まれたと思います。
本当にここまで、努力を重ねてきたと思います。今は休んでいただきたいです。
さて、一次試験を終え、皆さんは自己採点を行い一喜一憂されているかもしれません。
東京都の場合、一次試験と二次試験の間には40日程期間があります。
私のこの時期の経験を申し上げますと、私も解答が出た瞬間に自己採点を行い、予想よりも点数が低く、うなだれたのを覚えています。
その後、「この点数では一次通過は厳しいな…。」と勝手に決めつけ、新しいバイトを始め、更に翌年の一次試験の勉強を他の東京アカデミー受講生と始める始末でした。
ただ、講師の先生から、もしも落ちていたと思っても二次試験の準備だけは怠らない方が良いという話を聞いていたので、単元指導計画だけうっすらと準備していました。
もちろん、その時の指導案の出来はかなり良くないモノでした。
そして、一次試験の合格発表が行われ、二次試験の準備を本格的に行うことになったのですが、そのころには既に二次試験まで残り二週間となっていました。
そうです、40日間あったのに私はほとんど何もせず残り14日という状態に陥ってしまっていたのです。
その二週間は焦りに焦り尽くした、とても慌ただしい日々を送りました。
個人面接票や単元指導計画の作成、場面指導の返答練習や集団討論の題材に合わせたスピーチ作成と暗記等、
やらなければならないことが山積していて、朝から晩まで、食事中もずっと試験のことを考えていました。
8月20日あたりに東京都は二次試験があるため、実家のある長野へのお盆帰省も取りやめて、
ほぼ毎日東京アカデミーの教室を借りて2名~5名の受講生と共に試験対策に勤しみました。
複数人で対策を練ると、他の意見を取り入れたり自己省察ができたりするので、一人で行うよりも利点がとても多かったです。
また、作成した各種資料は元々お世話になっている学校の先生や教授に添削を幾度もしていただきました。
そして、最終的なまとめとして東京アカデミーの二次試験対策面接講座を丸一日受けて、さらにそれを振り返り、試験本番に臨みました。
この通り、一次試験合格発表まで二次試験対策の準備を怠った場合、相当過密なスケジュールで取り組むことになり、
満身創痍になってしまうためおすすめできません。
ですから、たとえ試験の点数があまり芳しくなかったとしても、二次のための資料作り等対策を行っていただきたいと思います。