東京アカデミー難波教室
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「老年看護学」では例年、高齢者の特徴、高齢者特有の疾患・病態、高齢者への社会保障制度などが出題される。一般問題・状況設定問題ともに解きやすい問題が並ぶため正答率は高いが、解剖学・生理学の知識を必要とする問題、社会保障制度に関する問題では、正答率が低下する。
高齢者に関するカタカナ用語は109 回でも見られた(午後問題56:エイジズム)。また、認知症に関する設問は毎年出題され(109 回では、午前問題53:軽度認知障害、午前問題54:認知症への支援制度、午後問題57:認知症患者への援助)、その内容も新規のものが多い。
「老年看護学」では、過去問題を一通り解くことによって、おおまかな点数の基盤ができる。それに加えて、近年多く出題されている認知症に関する知識を補充していこう。また、高齢者関連の社会保障制度は「在宅看護論」でも頻出である。統計事項も合わせておさえておこう。