東京アカデミー長崎校
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みなさん、こんにちは
教員採用科担当の内田です。
本日は、教師として求められる人材・資質能力についてお話いたします。
教員になる上で、知識が豊富であることはもちろんですが、多様化する教育問題への対応力や柔軟性、問題解決能力など、教員としての資質能力が重要視されています。
近年の学校教育においては、自ら学び自ら考える力の育成や、いじめ、不登校への対応など様々な課題の中で、教師に対する期待が大きくなってきているため、優れた教師の確保が重要となっており、教員採用試験においても人物を重視する傾向にあります。
文部科学省では、教師に求められる資質能力として下記のような条件を例示しています。また、求める人材について独自に提示している自治体もあります。
これからの時代の教員に求められる資質能力
◆これまで教員として不易とされてきた資質能力に加え、自律的に学ぶ姿勢を持ち、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって高めていくことのできる力や、情報を適切に収集し、選択し、活用する能力や知識を有機的に結びつけ構造化する力などが必要である。
◆アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善、道徳教育の充実、小学校における外国語教育の早期化・教科化、ICTの活用、発達障害を含む特別な支援を必要とする児童生徒等への対応などの新たな課題に対応できる力量を高めることが必要である。
◆「チーム学校」の考えの下、多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、組織的・協働的に諸課題の解決に取り組む力の醸成が必要である。
*2015.12.21 中央教育審議会「これからの学校教育を担う教員の資質の向上について~学び合い、高め合う教員育成コミュニティの構築に向けて~」より
長崎県の場合
「求める教師像」
21世紀に生きる力と郷土を担う人材を育てるために長崎県はこんな先生を求めています。
【小学校】心豊かで明るく、子どもとともに遊び、ともに学ぼうとする人
【中学校】情熱にあふれ、生徒とともにあり、わかる授業に努める人
【 高等学校】教科に関する専門性が高く、生徒の指導にも熱心に取り組み、明るく社会性に富む人
【特別支援学校】子どもに対する純粋な愛情を持ち、ともに学び、ともに成長することを喜びとする人
【養護教諭】子どもに対して深い愛情をそそぎ、健やかな成長を支えることに喜びを感じる人
これらのことを十分に理解して、採用試験でアピールできるように準備しておきましょう。
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