東京アカデミー鹿児島校
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みなさん、こんにちは。
教員採用科の岩永です。
早速ですが、現在の学校現場では、児童・生徒の問題行動の多発やいじめ、体罰、教員の資質向上、学校の危機管理体制の強化など、様々な点から学校教育の在り方が問われています。
そのため、激変する社会の環境の中で、いかなる状況においても迅速かつ柔軟に対応でき、熱意のある教員が求められています。
一般に「人物試験」は、筆記試験には表れない人物的側面を総合的に評価するものであり、受験者が「教員としての資質・能力」をどれくらい持ち合わせているかを評価します。また、面接だけでなく、自治体によっては集団討論や模擬授業、場面指導など様々な種類の試験を課したり、個々の試験を複数回実施したりするなど、より慎重かつ多角的に評価されるのが特徴です。
その中でも今日は、面接と集団討論についてお話ししたいと思います。
○個人面接・集団面接
教員としての資質・能力、知識、経験などを把握し、客観的かつ多角的に評価・判断する試験です。具体的には、志望動機、学習指導や生活指導の基礎力があるか、教育問題への心構えや対処法などが問われます。限られた時間内でいかにアピールできるかが勝負です。
<評価の観点例>
姿勢・態度、判断力、表現力、人間性、資質、情熱、指導力、使命感、専門的知識・技能、課題解決能力、教育的愛情、など
※鹿児島県の評価の観点としては、指導性、社会性、論理性、態度、その他です。
↑担当自治体の評価の観点が判明していれば差し替えて下さい。未判明であれば削除して下さい。
【よく聞かれる質問例】
・教員を志望した理由。
・〇〇(自治体)を志望した理由。
・目指す(理想の)教師像。
・自己PRをせよ。
・保護者、児童生徒と信頼関係を築くには、どうしたらよいか。
・長所、短所。
・指導可能な部活動。
・県内どこへでも勤務することはできるか。
・講師経験(教育実習)で学んだこと、辛かったことは何か。 など
○集団討論 ※自治体により、「グループ討議」「集団協議」ともいいます。
集団討論は、1つの集団の中で各受験者がどのような行動をとるかという点から、教員としての適性を評価するものです。発言の順序や回数だけが重視されるわけではなく、協調性、コミュニケーション能力、主体性、構成力(計画的な進行など)といった、全体が評価対象となります。
<評価の観点例>
社会性、協調性、リーダー性、貢献度、多様な価値観、適応性、積極性、論理性、他者への配慮 など
※鹿児島県の評価の観点としては、リーダー性、論理性、協調性、コミュニケーション能力、態度・意欲です。
【頻出テーマ例】
児童虐待/学級経営/体罰の防止/食育の推進/ICTの活用/言語活動の充実/アクティブ・ラーニングの必要性/不登校児童生徒への対応/保護者との信頼関係の構築/グローバル化に伴う学校教育 など
以上のように、試験官がどのような点を評価しているのか意識して対策を立てていくようにしましょう!
また、質問・テーマ例を参考に、事前準備や練習を重ねて自分の考えを自分の言葉でしっかり表現できるようにしていきましょう!
人物試験では自分では気づきにくいポイントもたくさんありますので、客観的に見てもらうことも大切です。
東京アカデミー鹿児島校では、「二次試験対策講座」をご用意しておりますので、ご案内致します。
・自己PR書の書き方指導 ・面接指導会 ・グループ討議指導会 ・時事対策
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