東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の公務員担当です。
今回は、面接試験における印象面の対策についてお伝えします。
面接では、志望動機・やりたい仕事内容・自己PRといった発言の内容がもちろん大切ですが、身だしなみ・表情・動作といった態度面が面接に与える影響も非常に大きいです。第一印象から、「この人は期待できる!」と思わせることで、有利に持っていくことができるでしょう。
この現象を心理学的にはポジティブ・ハロー効果と言い、「期待できる!」という第一印象が、その後の面接官への応対にもプラスの効果を及ぼし、好意的に受け止めてもらえやすくなります。
アメリカの心理学者が提唱した第一印象の法則で、メラビアンの法則というものがあります。
第一印象の約55%は視覚、約40%は聴覚によって決まる、というものです。第一印象のほとんどが見た目と話し方で判断されてしまいます。印象管理もしっかり行い、誰が見ても、良い印象を与えられるように対策をしておきましょう。
面接においては、座った状態だけではなく、立った状態の全身も見られますので、頭から靴まで、清潔感のある身だしなみに整えましょう。
髪の毛は顔にかからないように整え、シャツはアイロンをかけ、爪は短く切り、靴も磨いておくことをお勧めします。
入退室の手順は必ず練習をしておきましょう。丁寧で堂々とした立ち振る舞いができるよう、以下のポイントに気を付けてください。
・ドアを両手で開け閉めする(鞄を持っていないとき)
・「失礼いたします」「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」ははっきりと大きな声で
・礼の仕方に気を付ける(分離礼をする、会釈/敬礼/最敬礼を使い分ける)
・目線を意識する(礼の前と後に相手を見る、歩く際に下を向かない)
・姿勢正しく(背筋を伸ばす、手先つま先を意識する)
話すときは、にこやかな表情を心掛けましょう。口角を上げて口を大きめに開けて話すように意識してみてください。そうすれば、声のトーンも良くなるはずです。
今年は、新型コロナウイルス対策として、マスクをつけた状態での面接がある場合もありますので、目で笑っているのが伝わるように話すと良いでしょう。
特に行政系は、明るく親しみやすい雰囲気が大切です。公安系は、真剣さが感じられる表情も意識すると良いでしょう。
表情や動作は、自信の有無に大きく影響を受けます。自信をつけるためには、練習を何度もすることが必要です。頭の中で面接での受け答えをイメージトレーニングするだけではなく、入室から質問の受答え、退室まで実際に練習を積んで自信をつけていきましょう。
練習の際は、スマートフォンで撮影して表情や姿勢をチェックしてみると改善点を確認できるのでお勧めです。
姿勢や表情、話し方は、意識しなければ改善されません。背筋を伸ばしたり口角を上げて話したりするのは当然と思われるかもしれませんが、他の受験者と差をつけられるくらいに良くなれば、それだけで良い印象を持ってもらえます。
印象面での対策も抜かりなく行っていきましょう!
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