東京アカデミー立川教室
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こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験担当です。
本日は、今年実施された埼玉県・さいたま市一次試験の教養試験で出題された「人文科学」分野についてのお話です。
埼玉県・さいたま市の教養試験では文学史が頻出で、その中でもよく「作品と作者の組み合わせ」について出題されます。
2017年~2020年実施試験を見てみると、「更級日記」「方丈記」などといった平安時代のものや「金色夜叉」「こころ」などの明治・大正時代の作品からの出題が多かったのですが、今年は、下記のような昭和後期~平成の作品についても出題がされました。
■2020年 埼玉県・さいたま市 教養試験
4. 直木賞・芥川賞受賞者とその作品の組み合わせとしてすべて正しいものを、次の1~4の中から1つ選びなさい。
回(年) | 直木賞 | 芥川賞 | |
1 | 第99回(1988) | 景山民夫「遠い海から来たCOO」 | 村上春樹「ノルウェイの森」 |
2 | 第134回(2005) | 東山彰良「容疑者Xの献身」 | 池井戸潤「下町ロケット」 |
3 | 第155回(2016) | 荻原浩「海の見える理髪店」 | 村田沙耶香「コンビニ人間」 |
4 | 第156回(2016) | 宮部みゆき「蜜蜂と遠雷」 | 又吉直樹「劇場」 |
読んだことがある作品が出てきた方も多いかもしれませんが、皆さんはこの問題解けますか?
教員採用試験では自治体ごとに傾向が異なったり、上記のように傾向が変化することもあります。
出題傾向を知ることはこれからのみなさんの学習の指針となります。
本日は埼玉県エリアの試験を例に挙げましたが、皆さんも受験自治体の試験傾向を確認してみましょう!
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