東京アカデミー大宮校
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こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー池袋校の教員採用試験担当です。
今回のテーマも引き続き東京都の試験についてです。
教職教養で「東京都教員人材育成基本方針【一部改正版】」の「東京都の教育に求められる教師像」と「ESD(持続可能な開発のための教育)推進の手引」(改訂版)からの出題がみられました。教職教養としての出題では、過去に例をみない内容です。
「ESD(持続可能な開発のための教育)推進の手引」(改訂版)は
平成28年に作成された「ESD(持続可能な開発のための教育)推進の手引(初版)」について、持続可能な開発目標(SDGs)や、学習指導要領の改訂などを踏まえ、内容を一部改訂したものです。
東京都からも「持続可能な地球を目指して -東京都環境教育指導資料-」が今年の3月5日に作成されています。
学習指導要領において「持続可能な社会の創り手の育成」が掲げられ、各教科においても関連する内容が盛り込まれており、ESD(=Education for Sustainable Development)が基盤となる理念として組み込まれています。
普段の生活の中では、7月1日より全国でプラスチック製レジ袋の有料化がスタートし、Sustainableという概念が具体化してきました。
「東京都教員人材育成基本方針【一部改正版】」にある“不易な教員としての資質”と
「将来の変化を予測することが困難な時代に、子供たちが自らの人生を切り拓き、自らの生涯を生き抜く力を培っていくこと」
が今後の教育に求められる教師像なんでしょうね。
こういった資料を丁寧に読み解いていくと、
教職教養の学習のみならず、人物対策でも活用できる教育観の確立に役立っていきますね。
最後に余談ですが…、
今年の6月に東京アカデミーで実施した「最新!自治体別施策講座」でこれらの資料を取り扱いました。
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