東京アカデミー静岡校
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2021年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは!
東京アカデミー静岡校の教員採用試験対策講座の担当です。本日は、「静岡県 教員採用試験 課題作文」の論題について知って頂きたいと思います。2020年7月に実施された静岡県の教員採用試験(静岡市・浜松市も共通問題です)小・中学校教員対象の課題作文を一例にご紹介しますね。
令3 課題作文(小・中学校教員対象)
次の課題について、601字以上800字以内で書きなさい。
「小学校(中学校)学習指導要領(平成29年3月告示)前文」では、これからの学校に求められることについて、次のように示しています。
『これからの学校には、(中略)一人一人の児童(生徒)が、自分のよさや可能性を認識することとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる。』
初めに、このような児童生徒の育成を担う教員には、どのような資質・能力が必要だと考えますか。理由とともに記述しなさい。
次に、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働できる児童生徒の育成を目指すために、どのような学級づくりを行いますか。これまでの教職経験に基づき、具体的に記述しなさい。
課題作文ですから講師経験のあるみなさんを中心とした、いわゆる「経験者枠」受験の方に向けた課題ですね。まずこの課題を読んで思ったことは、なんとたくさんのキーワードが示されているのか、ということです。指導要領からの抜粋ですから当然のことですが、「多様な人々と協働」「様々な社会的変化」「持続可能な社会」だけを取り上げても、具体的な理解がなければ論を進められません。おそらく、ご自分の経験・体験をもとに感覚的に述べただけでは、高得点は狙えません。先述したキーワードへの理解やふさわしいエピソードを選べる力が求められます。
そうは言っても、現場ではなかなかそこまで考えながらの取り組みは難しいと思います。(次から次へとやることが出てきますからね!)また、学習指導要領の理解や学習する時間も、なかなか取れない現実もありますよね。
ですから、東京アカデミー静岡校を使って、経験を積んできた弊社講師からの解説や指導が役に立つのです。
これは一事が万事で、課題作文だけのことではありません。教養試験に出題される教職教養・様々な面接試験などでも、このような自治体としての方針や目標・文科省の通知や答申が問題や課題として出題されています。
今述べさせて頂いたように、「時間をかければ一人でも勉強できる」内容でも、そもそも時間を作るのが難しいかたも少なくないはずです。東京アカデミー静岡校の2021年教員採用試験受験対策は10月開講しますから、ご利用頂ければ時間の節約になります!ぜひご検討ください。
また開講に先立って、9月13日(日)に静岡県教員採用試験の傾向分析会(無料)も実施いたします。オンラインでのご参加も可能です。
きっと2021年教員採用試験の受験に役立つと思います。ぜひWEBページをご覧になって、お申込みしていただければと思います。
よろしくお願いします。