東京アカデミー難波教室
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みなさん、こんにちは!
東京アカデミー難波校の教員採用試験担当です。
2021年夏実施試験の対策としまして、傾向分析会(筆記編)、ワンポイント講習会(思考力・判断力)と続き、第3弾としまして、「ワンポイント講習会(教職教養編)」を9月20日(日)13:00から実施いたします。
今回は、教職教養でも、どのような講義を行うかを、ご説明いたします!
【ワンポイント講習会その1】生徒指導提要
奈良県、和歌山県の特徴としましては、過去3年間で必ずと言っていいほど、「生徒指導提要」は1問以上が出題されます。「生徒指導提要」の分野は幅広く、生徒指導の基本原理や,いじめ,問題行動,教育相談等に関する理解と指導の方針が示されており,多岐にわたって出題されています。他の教育資料とあわせて熟読し,理解を深めるワンポイントをお教えします。
【ワンポイント講習会その2】学習指導要領「総則」
教職教養でも、学習指導要領が出題されることはご存知だと思いますが、中でも、「総則」は圧倒的に出題率が高いことは、数字で明確です。
2018年・2019年の2年間での全自治体の教員採用試験におきまして、
・学習指導要領からの出題:288問⇒その内、総則からの出題:168問=総則の割合:62.3%
※問題数は、小学校・中学校・高等学校学習指導要領のみ、のべでカウント(弊社調査結果)
奈良県・和歌山県でも、過去3年間で5問出題されており、大阪に関しましては、4問が出題されています。
穴埋め問題で出やすいところ、正誤問題で問われやすいところを中心に「総則」を読み込むワンポイントをご説明します。
【ワンポイント講習会その3】新型コロナウイルス感染症対策
「新型コロナウイルス感染症対策」については、今後の教員採用試験の筆記および人物試験で出題される可能性が高いです。
2020年夏実施の試験においても、面接試験では、
・新型コロナウイルス禍の中でICTは利用されましたか。
・新型コロナウイルスの影響で生徒がマスクをしているため、コミュニケーションが取りづらいと思われます。何か気を付けることはありますか。
小論文試験では、
・新型コロナウイルス感染症で新しい社会様式などさまざまな影響があった。このことについて自分が感じたことを書き、自分でテーマを設定して教育観を絡めて論じよ。
などが問われています。
現時点では、教科書や参考書には掲載されていないため、上記のような問題に対する回答が難しく、対策が非常に困難となります。現役の大学生や臨時採用教員の先生方が、お忙しい中、以下の膨大な通知や文書の中で、大事な箇所がどこなのかをご自身で把握することは、きわめて困難となります。
・「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における『学びの保障』の方向性等について」(令和2年5月15 日付け2文科初第265号初等中等教育局長通知)
・新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」
「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」は、
こちら ⇒ https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
お忙しい中でも、押さえておきたいワンポイントをご説明いたします。
ワンポイント講習会では、時間が限られているため、全ての出題分野について触れることは困難です。
ただ、今現在学習してほしい、知っておいてほしい出題分野について、ご説明します。しかも、対面での受講、オンラインでの受講のどちらかをお選びいただけますので、是非お申込みをご検討ください。
詳細はこちら ⇒ ワンポイント講習会(教職教養)詳細