東京アカデミー立川教室
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こんにちわ、前回から間が空き、10月になりました。
昼夜の寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすい時期です。
くれぐれもご体調にご自愛ください。
引き続き教職教養試験の勉強法をお伝えいたします。
前々回までのブログで出題傾向を大きく4点ご紹介いたしました。
1点目はこちら
2点目はこちら
3点目はこちら
今日は
④学校現場の実情に即した出題
についてです。
試験日前一年間に公示された文書や施行された法令も大事ですが、
人権教育の指導方法等の在り方について(2008年3月)、共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(2012年7月)、いじめ防止対策推進法(2013年6月⇒2021年3月最終改訂)など、5年以上前に公示された文書も教員採用試験受験の上では大事なものがございます。
その中でも、
「生徒指導提要」(2010年3月発出、2022年9月29日改定案発出)は、教員採用試験で最頻出の文書です。
2021年教員採用試験は、首都圏では神奈川県、埼玉県(ともに政令市含む)、首都圏以外では青森県、奈良県、岡山県、広島県・広島市、福岡県・福岡市・北九州市、大分県、沖縄県、など多くの自治体で
2022年教員採用試験は、首都圏では埼玉県(政令市含む)、東京都、首都圏以外では北海道、新潟県、福井県、奈良県、岡山県、広島県・広島市、福岡県・福岡市・北九州市、大分県、など多くの自治体で題されました(※2010年発出の生徒指導提要からの出題です)。
その他生徒指導関連では、
・「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について 」
2021年10月発出、奈良県で出題
・「児童生徒の自殺予防に係る取組について」
2021年6月発出、静岡県・静岡市・浜松市、大阪府・大阪市・堺市・豊能地区で出題
・「生徒指導リーフ増刊号3 いじめのない学校づくり」
2021年7月発出、大阪府・大阪市・堺市・豊能地区で出題
・「いじめ防止対策推進法等に基づくいじめに関する対応について 」
2021年9月発出、福岡県・福岡市・北九州市で出題
などがありました。
今回の改訂は、
学校現場における教育理論は時代の変化に即して変わっていくため、
その変化に即した改訂であるとご理解ください。
例えば2010年3月の公表時と比べますと、
・学校外の関係者も協力して学校運営していきましょうとの世の中になりました。
・GIGAスクールやICTの利活用といった概念が世の中で主流になっております。
・「いじめ」「暴力」の定義・内容も異なってきております。
・いわゆる「ヤングケアラー」が社会的に取り扱われるようになりました。
教育現場に限った話ではありませんが、常に変化に対応していかないといけません。
改訂版は2022年3月から大きく遅れ、今年の秋ごろに公表される予定ですが、
本資料は生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書としてまとめられたもので、中長期的に重宝されれたものですので、一度ざっと目次も合わせて283ページ(改定案ベース)ありますがお目通しされることをおススメいたします。
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