★試験日:2025年3月2日(日)
★合格発表:2025年3月28日(金)午後2時
★受験願書の提出期間:2024年11月18日(月)~2024年12月6日(金)
★受験票の交付:2025年2月13日(木)
詳しくは、厚生労働省のHPで確認しましょう。
社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論
科目(出題数) | |
---|---|
午前 (2時間25分) |
社会・環境と健康(16問) 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち(26問) 食べ物と健康(25問) 基礎栄養学(14問) 応用栄養学(16問) |
午後 (2時間40分) |
栄養教育論(13問) 臨床栄養学(26問) 公衆栄養学(16問) 給食経営管理論(18問) 応用力試験 (30問) |
第38回管理栄養士国家試験の問題および正答は厚生労働省のHPでご覧いただけます。
管理栄養士国家試験の問題は、厚生労働省より発表される出題基準に基づいて出題されており、また、この出題基準は法・制度の改正に対応するため、おおむね4年に一度改定されています。
最新の出題基準に基づいた教材で受験準備をしましょう。
現在、最新の出題基準として「令和4年度管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会」の報告書が発表されており、第38回管理栄養士国家試験から適用されます。
令和4年度管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会 報告書(厚労省HP)
配点を1問1点とし、総合点が合格基準を満たせば合格できます。
過去5年間の合格基準の推移を見てみましょう。
合格基準 (得点/満点) |
得点率 | |
---|---|---|
第38回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
第37回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
第36回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
第35回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
第34回 | 総合点120点以上/200点 | 60.0% |
※不適切問題のため合格基準は年により変動します。
総合点で60%の得点がおおよその合格基準となっています。確実な合格を目指すなら、70%以上の得点を狙いたいところです。
特に応用力試験は第34回から30問となり、分野横断的な設問に対して適切に解答する力がますます必要となります。
過去5年間の合格率の推移(下図)を見てみましょう。
合格率はおおむね60%台で推移していましたが、第37回以降下がりつつあり、第38回では50%を割り込むまでになりました。入念な試験対策が求められます。
管理栄養士養成課程(新卒) | 管理栄養士養成課程(既卒) | 栄養士養成課程(既卒) | |
---|---|---|---|
第38回 | 80.4% | 7.8% | 11.1% |
第37回 | 87.2% | 9.9% | 16.0% |
第36回 | 92.9% | 20.5% | 28.8% |
第35回 | 91.3% | 19.1% | 24.3% |
第34回 | 92.4% | 12.0% | 17.8% |
どの年においても新卒者の合格率は既卒者より大幅に高いです。しかし第34回以降、新卒者の合格率が以前より下がっており、第38回では約80%までになりました。新卒者は学業に専念できる環境を活かし、確実に合格を勝ち取りましょう。また既卒者は、国家試験合格に的を絞った効率的な学習が必須です。