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先輩の声
小さい頃から本に触れることが多かったこともあって、大学生の頃には本に関わる仕事がしたいと思うようになりました。なかでも、その本の作製に大きく関わることのできる、編集という職種に興味を持って就職活動を進めていました。また、大学生の時に塾講師のアルバイトをしていたこともあって、教材の作製に強く関心があったことも大きなきっかけです。
東京アカデミーで開講しています各種講座で、国家一般職や国税専門官といった、様々な公務員試験に合格するための教材等を作製しています。実際の業務では執筆の先生や印刷会社の担当者とのやり取りを通じて、教材や模試を編集し、新規のものは一から形にしていきます。元からあるものについては、より良いものにするため、最新の情報や改善案を盛り込むことによって改訂作業を行っています。
また、東京アカデミーの通信講座に関する業務も担当しており、通信課題や模試の受付、添削等を行っています。
この仕事の大きなやりがいは、本が作製される過程において中心的な役割を担うことができ、自身の携わったものが「作品」として実際に目に見える形になることだと思います。例えば、今までになかった科目の過去問題集を作製したときは、まずはその科目の試験傾向についてリサーチし、分析した上で、全体の分野構成や収録する問題の案を考えていきました。そして、それらの案をもとに専門の先生に問題解説の執筆を依頼し、打ち合わせを重ねながら作製を進めました。最終的にはこうした積み重ねが教材という一つの形になっていくので、実際に出来上がった時は大きな達成感を感じることができます。このように、一からすべて自分だけで作り上げるのではなく、執筆者をはじめとした、周りの様々な人との協力を通じて東京アカデミーの教材や模試を作製していきます。執筆者が0から1を生み出す役割を担うとしたら、編集をする私たちはそれを補助し、生み出されたものに対して改善案を考えてとりまとめ、実際の形にしていく役割を担います。この1を5に、1を10にしていく過程もこの仕事の醍醐味と言えるでしょう。こうして出来上がった教材が、実際に全国の受験生の方々の一助になるのは本当に嬉しいことだと思います。
これと一本に決めて就職活動をされている方、自分に向いているものや興味のあることがよくわからない方など人によって様々だと思います。いずれにしても「妥協しない情報集め」と「最後まで諦めない粘り強さ」が大事になってくると思うので、そこだけは念頭に置いて、様々なことにチャレンジしてみてくださいね。
以前から、目標に向かって努力している人のサポートができる教材作製に興味を持っていました。WEBで授業動画を配信する予備校が多い中で、グループ会社である東京アカデミーは100%生講義にこだわり、常に新しい情報を受験生に提供しています。また、全国32校で情報を共有していることから、志望先と異なる県にいても試験情報を得ることができます。受験生を大事にしているその姿勢に共感し、東京アカデミーの教材作製に携わりたいと思いました。
看護師、社会福祉士、理学・作業療法士などの国家試験対策に使用する教材・模試の作製に携わっています。教材作製の工程を立て、講師に執筆や校正をお願いし、戻ってきた原稿をもとに編集作業を進めます。最新の統計・法律の内容を反映させるとともに、実際の国家試験で出題された内容を分析し、その分析結果も講師や先輩・上司と相談しながら教材に反映させています。また、教材の表紙デザインを考えることもあります。
編集作業が大変な教材ほど、完成した教材が納品されて自分の手元に届いたときは喜びを感じます。また、講師・印刷会社・DTP部門など多くの人が関わってはじめて一つの教材が完成します。責任も大きいですが、教材を作製する一員であること、その教材が受験生の勉強を支えていることにやりがいと喜びを感じます。
社会人になると一日の多くを会社で過ごすことになります。だからこそ「この会社でいいや」ではなく、「この会社がいい」「この会社で働きたい」と思える会社に出会えるまで妥協せずに就職活動を続けることはとても大事なことだと思います。最近では早めに内定をもらって就職活動を終える方も多いと思いますが、周りに流されずに自分が納得できる就職先を見つけてください。
人の役に立つ仕事がしたいと考え、就職活動をしていました。学生の時に塾講師のアルバイトをしていたこともあり、教材の編集に興味を持ちました。自分が関わった教材や模試が人の役に立つことに魅力を感じ、自分の性格も根気よく地道に進める裏方向きでしたので、この仕事に向いているのではないかと考えたことがきっかけです。
教員採用試験の対策に使用する教材や模試等を作成しています。教員採用試験は自治体によって問題が異なりますので、全国的な傾向と自治体ごとの傾向を毎年分析します。その分析結果を教材の改訂や模試の問題作製に反映し、よりよいものにしていく作業を行っています。内容の精査だけでなく、執筆の先生との話し合いや、製本の印刷会社とのやりとり、入力のDTP部門との調整など多くの方が作製に関わるため、工程管理も重要になります。
自分が関わったものの成果が目に見えることだと思います。教材や模試の作製にはとても長い時間がかかります。本試験の情報収集・分析から始まり、分野構成などを決定し、参考書の内容や問題の難易度、出題形式などを執筆の先生と話し合いながら作成します。そうして積み上げたことが「本」という形となった時には感慨深いものがあります。また、模試は本試験の前に実施されますので、本試験の問題と同じ分野や問題を出題できた時はとても達成感があります。そして、この教材や模試によって全国の受験生の手助けができることが大変うれしく思います。
自分の可能性を狭めず、様々なことに目を向け、話をしてみることが大切です。私自身、全く畑違いの学部から入社しました。同級生とは全く違う業界ですがそれでよかったと今では思います。様々な業界、職種を見て、できるだけ企業の担当者と直接話してみましょう。たくさんのことを知り、視野を広げるチャンスです。最後まであきらめずに頑張ってくださいね。
私は人の役に立つ仕事がしたいと考え就職活動をしていましたので、東京アカデミーに入会され、夢に向かって頑張る人を支えることができるこの仕事に惹かれました。また、昔から本を読むことが好きで、性格的にもコツコツとやる裏方向きでしたので、編集という仕事に向いているのではないかと思ったことも入社のきっかけでした。
入社して直ぐに配属されたのは、看護師などの東京アカデミーで開講しています国家試験対策の教材を作製する部署でした。ここでは、各国家試験のテキストや模擬試験などの作製に携わり、2年目からは東京アカデミーの通信講座の業務も兼務しました。そして現在は情報処理部門に配属となり、東京アカデミーで実施したすべての模擬試験の成績処理などを行っています。成績処理業務は、東京アカデミー各校から集まったマークシートを、マークシートリーダーという読取装置を使ってデータをコンピュータに取り込み、各種エラーチェックを行います。その後、模試結果のデータブックの作製、成績表の出力~東京アカデミー各校への発送までを行います。また、記述式模擬試験の採点者を手配し、採点業務も行います。
東京アカデミーの模擬試験は受験生のこれからの学習方針を決める上で大切な役割を持っています。そのため、成績処理システムの設定から採点、成績処理、成績表の発送までを遅滞なく円滑に進めることが重要です。情報処理部門に配属されて間もないため、まずは一つひとつの業務のつながりを意識して、それぞれを正確に行うことを心がけていますが、これら一連の業務の中で起きた問題を自分で解決し、予定通りに成績表を発送できたときは、自分の成長を感じることができます。
「自分はこういう性格だから、この業界や職種しかない。」というように決めつけてしまわないで、いろんなことに目を向けてみることが大事だと思います。就職活動中はホームページからだけでなく、企業の担当者からも様々な情報を得ることができます。今まで知らなかったことや、見えていなかったことが山ほどあると思います。ぜひこの機会に多くの情報を集め、視野を広げてみてください。
私自身が資格取得を目指して試験勉強をしている中で東京アカデミーの教材や模試を利用していたため、受験生を教材作製の面からサポートする一員になれるという点でこの仕事に惹かれました。また、培った知識を教材や模試の作製に活かすことができるのではと思ったのもきっかけの一つです。
試験研究部門では、受講生にとって有益な情報をいち早く提供できるよう、東京アカデミー各校が持っている情報を集約し、様々な形態で発信しています。具体的には、公務員試験の日程・結果調査、公務員試験・教員採用試験・看護師その他国家試験の合否調査、社内ポータルサイトの更新、地域対応教材・公務員試験情報雑誌の作製、東京アカデミーwebページ掲載の各種試験情報の編集など、幅広い業務を行っています。また、DTP部門では、入力業務の管理、学参部門で作製する教材の内部校正などを行っています。
多くの人と協力し、何ヵ月もかけて編集した作製物が形になり、無事に納品されたときには編集時が思い起こされ、嬉しい気持ちと達成感でいっぱいになります。受講生と直接顔を合わせることはありませんが、私たちの作製した教材が、試験合格を目指している受講生の支えになっていることに大きなやりがいを感じます。
最初は方向性が定まっていない方も多くいると思います。まずは様々な企業に目を向けることで、今まで知らなかった自分に合った仕事を発見することもできると思います。就職先を決めるうえで、企業の担当者とコミュニケーションをとり、仕事内容はもちろん働き方や会社の雰囲気を知ることも大切です。上手くいかないこともあるかもしれませんが、前向きに後悔することのないよう頑張ってください。